医療レーザー脱毛では、毛根部の黒色のメラニンにだけ吸収される光をあてます。毛根部が熱のエネルギーに変換し、毛根周囲にある毛乳頭や毛包幹細胞を破壊させることで、脱毛効果が得られます。毛には毛周期があり、生えている毛は全体の約3割といわれています。残りの毛は、毛根がないためレーザー脱毛の効果が得られません。その毛が生えてくる周期に、再びレーザーの光をあてる必要があります。産毛のようなメラニンの量が少ない毛は、光を吸収することが出来ないので残る可能性があります。脱毛個所の毛を前もって伸ばす必要はありませんが、毛抜きなどで抜いた場合は、1~2ヶ月待って毛根が生えてきてから脱毛を行う方が、効果が得られます。皮膚にメラニン色素が多くある方は、レーザーの光が反応してしまうため、軽いやけどのような症状が現れる場合があります。毛根の一部を破壊する際に、軽い痛みを伴うこともありますが、痛みには個人差がでます。
レーザー脱毛は高出力医療用レーザーを使用し、これはメラニン色素に最も吸収され効率良く毛根のメラニン色素のみを破壊するため、周囲の組織への負担が少ないです。日焼けした肌では軽いやけどを起こすことはありますが、基本的にレーザーのパワーが皮膚に吸収されても問題ありません。毛は成長期、退行期、休止期の3段階の周期サイクルがあります。目視で確認できる毛は約3割で残りは休止期で、この休止期にレーザーを当てても効果がありません。周期サイクルに合わせて施術を行なっていくので一般的には一回のみで永久脱毛を完了できるのではなく、数回の施術で効果が実感できるようになります。ダイオードレーザーのほとんどは海外製ですが、日本人の肌にも適合するように調節されています。また、1回あたりの施術が短時間で、治療の痛みも少ないので施術を受ける側の負担が少ないのも特徴です。日焼け、乾燥すると施術できないので完了するまではしっかり肌のケアも必要になります。
【未成年の方へ】
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